坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは?

お尻からもも裏にかけて痛みやしびれがある状態を坐骨神経痛といいます。腰から足にかけて伸びている『坐骨神経』がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることで起こる、痛みやしびれなどの症状を指します。

坐骨神経痛チェックリスト

  • 長時間座っているとお尻やもも裏に痛みやしびれが出てくる
  • 椅子に座っていて立ち上がったときにお尻やもも裏に痛みやしびれが出る
  • 歩いていいるお尻やもも裏に痛みが出て歩行困難になる しゃがみ込みしばらくすると歩けるようになる
  • 寒い日はお尻やもも裏に痛みやしびれが出る
  • 朝起きてしばらくはもも裏に痛みやしびれが出る

坐骨神経痛の原因は?

坐骨神経痛が引き起こされる原因としては、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群等々があります。

しかし、実際に病院等を受診して坐骨神経痛と診断されても、その原因が特定されるものは1~2割ともいわれています。病院でレントゲンを撮っても原因不明と言われたりするのですが、それは、レントゲンでは筋肉などの組織が映らないためで、筋肉の硬さが痛みやしびれを引き起こしている場合は判断が難しいためです。

坐骨神経の周りには様々な筋肉があって、その間を坐骨神経が通っています。そのため、坐骨神経の通り道にある筋肉のどこかが硬くなっていたりすると、坐骨神経を圧迫してしびれや痛みを起こしたりします。
他にも妊娠や、ウィルスなどの感染症、さらにはストレスなどによる精神的なものも原因となる事があります。

当院での施術ポイント

当院ではしっかりと問診・検査を行うことで痛みの原因を見極めていきます。その上で患者さんの症状や状態に合わせて適切な施術を行います。
症状を引き起こしている生活習慣の見直しやセルフケアについてもアドバイスさせていただきます。また施術を進めていく中で、患者さんご自身の自然治癒力を高めて再発しない身体づくりをサポートします!

  • 梨状筋症候群:お尻にある梨状筋が硬く座っている際に坐骨神経を圧迫して坐骨神経痛起こるので梨状筋をストレッチしてほぐすことで神経が圧迫されるのを改善させる。
  • 腰椎椎間板ヘルニア:ヘルニアある部位で起こる摩擦を減らす治療を行う、腰椎以外の椎体の可動を整えてヘルニアの部位に負担を減らす。姿勢を改善する為に、骨盤調整を行いヘルニア部位の負担を晴らす。
  • 脊柱管狭窄症:股関節の可動を改善して歩行時に腰椎にかかる負担を減らす。脊椎の生理的湾曲が保てるように治療を行い、体幹の筋力強化運動療法を指導する。
仮にレントゲン検査等で椎間板ヘルニアなどを指摘されたとしても、
本当の原因は坐骨神経の通り道にある筋肉の硬さであることも少なくありません。

筋肉や骨格を調整したり、鍼灸治療で改善できるケースもたくさんあります。腰や脚の痛み・しびれでお困りの方、坐骨神経痛と診断されてお悩みの方、一度当院までお気軽にご相談いただければと存じます。

日常生活での予防方法

  • 委中(イチュウ)、腰痛にも効果的 場所:膝裏の中央部にあるツボを押してみる(2日続けて効果を感じなかったらご来院ください)