膝の痛み

膝の痛み

膝の痛みとは?

膝の痛みは、大きく分けて3種類あり、骨の変形、関節炎、靱帯損傷などが原因になって痛みが起こっています。変形がある場合は、変形が悪化しないように治療をしなければなりません。炎症が起こっている場合は、冷やす治療をする必要があります。靱帯損傷は固定が必要です。なにが起こっているかを検査して的確に治療します。

膝の痛みチェックリスト

  • 最近歩く速さが遅くなってきた
  • チェックリストダミーテキストたくさん歩いた次の日は膝のまわりが重くなる
  • 階段を下るときに膝が痛むときがある
  • 夜間膝が痛むときがある
  • 痛みがないのに膝が腫れている

膝の痛みの原因は?

オスグット病、変形性膝関節症、膝関節炎、膝関節水腫、靱帯損傷(捻挫)

当院での施術ポイント

当院ではしっかりと問診・検査を行うことで痛みの原因を見極めていきます。その上で患者さんの症状や状態に合わせて適切な施術を行います。
症状を引き起こしている生活習慣の見直しやセルフケアについてもアドバイスさせていただきます。また施術を進めていく中で、患者さんご自身の自然治癒力を高めて再発しない身体づくりをサポートします!

  • オスグット病:中学生に多いスポーツ障害で、成長期の骨には成長する部分があり成人の骨より柔らかい構造をしています。運動量が多いと筋肉の力で骨を剥がしてしまい膝の下の部分に変形が起こります。症状の強い急性期は安静にする必用があります。大腿四頭筋の滑走を改善させるリリース、膝蓋下脂肪体のリリースなどのリハビリを行って早い時期に運動に復帰できるように治療をします。
  • 変形性膝関節症:変形を治すことはできません。変形の度合いにはステージ1~5まであります。ステージ1~3の変形性膝関節症であれば完全に痛みがなくなる治療ができます。ステージ4の場合は手術を視野に入れての治療ですがリハビリを繰り返すと痛みが改善することもできます。ステージ5の場合は手術をお勧めします。
  • 膝関節炎、膝関節水腫:膝に熱をもって痛む場合、熱はないが痛む場合、痛みがあり水腫がある場合、痛みがなく水腫がある場合とありますが、全て膝関節炎です。膝関節炎は膝に病気がある場合もありますが、それ以外は関節がなんらかの原因で可動制限があり無理に使うので炎症が起こります。急性期は氷で冷やします。関節の可動をよくするため、半月板のリリース、膝蓋上包リリース、大腿四頭筋の滑走改善、半膜様筋1抑制など関節の動きをよくして痛みを改善させます。
  • 靱帯損傷:はじめの2週間は関節を固定しリハビリを行います。

日常生活での予防方法

  • 外膝眼、内膝眼(ガイシツガン、ナイシツガン)/場所:膝を軽く曲げた時に、膝のお皿の下にできる外側と内側のくぼみにあるツボを押してみる(2日続けて効果を感じなかったらご来院ください)