四十肩・五十肩

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩とは?

何らかの原因で、肩関節がきちんと動かせなくなる状態を言います。

四十肩・五十肩チェックリスト

  • 夜間肩の痛みで目が覚めた事がある
  • ドライヤーを使っていると首、肩が疲れる
  • エプロンの後ろのひもが結びにくい
  • 服の脱ぎ喜で肩が痛い
  • 身体洗う時に反対側の肩を洗いにくい

四十肩・五十肩の原因は?

肩関節周囲炎のことです。肩関節は靭帯がありませんので筋肉だけで関節を支えています。筋力が衰えたり筋力のバランスが悪いことで関節が本来に位置からズレたまま動いてしまう事があります。腱板損傷、滑液包炎、筋癒着、関節包癒着などが起こっています。

当院での施術ポイント

当院ではしっかりと問診・検査を行うことで痛みの原因を見極めていきます。その上で患者さんの症状や状態に合わせて適切な施術を行います。
症状を引き起こしている生活習慣の見直しやセルフケアについてもアドバイスさせていただきます。また施術を進めていく中で、患者さんご自身の自然治癒力を高めて再発しない身体づくりをサポートします!

  • 腱板損傷:上腕骨と肩甲骨の間にある棘上筋の損傷が一番多く、断裂する場合もあります。断裂は手術をお勧めします。
  • 滑液包炎:肩関節には関節の滑りを良くする袋状の滑液包があります。滑液包の内側にある滑膜に炎症が起こります。重症では石灰化が起こると激烈な痛みとなる為、滑液包炎が起こっている場合は無理なリハビリは禁止です。
  • 筋癒着:肩関節は、10方向に可動する為に10方向から筋肉が関節を動かしています。違う方向に動く10枚の筋肉があり動きを作っています。炎症期が過ぎても動かすことが怖くリハビリをしなかったり、炎症期に無理やりリハビリをすることで筋肉に癒着が起こってしまうことがあります。リハビリには適した時期がありますので自分で判断しない事が大事です。
  • 関節包癒着:肩関節には関節をくるむ関節包という袋状の組織があります。関節包は伸縮性がないため腕を下げている時は脇の下しわになっています。手を上げる事ができなくなっているとしわが張り付いてしまい手を上げる事が出来なくなってしまいます。この状態をリハビリしないままでいる方は何度も50肩が再発します。

日常生活での予防方法

  • 中府(チュウフ)、胸痛や呼吸器の症状にも効果的です。 場所:鎖骨の外端下のくぼみからさらに親指の幅分下に行ったツボを押してみる(2日続けて効果を感じなかったらご来院ください)